ステンレスの酸洗いと一言にいいましても、その目的は熱処理後のスケール落としから不働態化(パッシベーション)まで様々です。
当社ではステンレス材以外にもチタン材や銅合金材など様々な種類の金属に対してそれぞれの目的に見合った酸洗いを行っておりますので、素材の鋼種や材質をご確認のうえご相談ください。
スケール(黒皮)落とし


酸洗いによって、熱処理などで素材表面に発生した黒皮や錆び等のスケールを除去する事ができます。
ステンレスの焼け取り(溶接痕除去)


酸洗いによってステンレスの溶接時に発生したスケールを綺麗に取り去る事ができます。
パッシベーション(不働態化)


ステンレスは大気中の酸素と反応して表面に酸化被膜(不働態化被膜)を形成することで優れた耐食性を示します。しかし、加工や熱の影響でこの皮膜が破壊されるとそこから錆が発生する原因となってしまいます。
そこで、ステンレスを酸洗いする事で表面の変質部分を除去して再度表面を不働態化させることにより、ステンレスの表面を数ナノメートルの酸化被膜が綺麗に被覆します。こうすることでステンレス材が持つ本来の耐食性を回復させることができます。
お問い合わせ

〒726-0005 広島県府中市府中町83
TEL : (0847)41-6380
※営業時間 8:00~17:00 月~金(祝日除く)
めっきのご依頼を承っております。
お気軽にご相談ください。